ちょびぃ君が・・・

昨日の記事で、ちょっと予告したのですが、11日の日にトリオを連れて病院に行ってきました。

主な目的は、はがされかかったはなさんのギブスを再固定していただくためにでした。

はなさんの現在の主治医で整形が専門の副院長先生は、木~土曜日までお休みなので、
仕方がないから、あのかっちょ悪い補修のままごまかしていましたよ。
しかもやられたのが木曜日!
まあ、痛みもないみたいだったので、くっつく包帯でぐるぐる巻きにして、
これ以上はがせないようにしておいたからね。

とりあえず、はなさんまた新たにギブスを装着してもらいました。
今度の包帯はピンクね♪姐御なくせにけっこう似合うわよ!

先生の話では、本当に痛みはないみたいだから(笑
今度取れちゃったらもうそのままでいいので、
くっついていれば完治!とのことでした。
まあ、その間はなるべく安静に・・・と追加の一言も(汗

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帰ってきてからのはなさん。
今度こそ2週間くらい持たせてよ!


で、ついでの目的が、
ちょびぃ君の足を、ちゃんと整形の先生に診てもらうということでした。

ちょびぃ君って激しい運動の後に、家に帰ってきてから後ろの右足が痛いのか、
ビッコを引くことが時々あり(ほとんどは次の日には普通の歩き方になりますが)
気になって去年(というか、先月)の12月4日に、一度診ていただいたことがありました。

その時は整形の先生がお休みだったので、またその後も何回か同じ症状が出ていたこともあり、
今日は整形の先生に、もう一度診てもらっておこうというつもりでした。

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これは7日に河川敷に遊びに行った時の写真です。
この後は雨だったり初詣だったりで行ってなかったね。
大好きなボール遊びに本当にうれしそう!


こちらの病院では毎月間接チェックデーというのがあり、月に1回、
PennHIP認定医で国際畜犬連盟(FCI) 股関節評価国際会議 日本代表パネラーという、
なんだかすごい肩書きを持つ先生が、診察をしているようです。

PennHIP
遺伝性疾患の一つである股関節形成不全(HD)を科学的に評価する方法として、ペンシルヴァニア大学獣医学科で
開発されました。
この方法は、米国特許のもと、PennHIP協会の認定獣医師のみ実施できる特別なレントゲン診断方法で、
16週齢以上の犬において、HDの早期診断をすることができます。
これにより、HD罹患犬の繁殖を防ぐことができ、また、罹患している犬においても適切な飼育管理や治療により、
発症を最小限に抑えることができます。

たまたま今月は11日がその間接チェックデーでした。
病院のHPでは予約が必要となっていたのですが、
その先生がちょびぃ君を診てくれるというので、あらラッキーと思いつつ診察室に・・・

で、細かく触診していただいたところ、最近痛がっていた後ろの右足よりも、
左足の方の間接がおかしいようで、骨が不自然に動くようなのです。

右足の方も、膝の筋肉の付き方が左足よりもあきらかに少ないらしく、
かばっている事はあきらかなようで、レントゲンを撮ってみましょうということに・・・

う~~~ん・・・気にはなっていたのだけれどね~・・・

で、結果は、左足は完璧な関節炎で、前十字靭帯部分断裂・・・
しかも、3ヶ月以上も前の事らしく、今は痛みがうまく(?)
解消される状態になっているらしい・・・

そして、右足が現在進行形の関節炎なりたて・・・
こちらも前十字靭帯が部分断裂中のようで・・・

先生が紙に書きながら、細かく説明をしてくれました。

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ちょびぃ君の場合は、間接部分の骨が先天性の異常なもので(下の赤い矢印のところです)
右の正常な骨に比べると先が細くなっているため、
骨をつないでいる十字靭帯が、骨にあたって切れやすいそうです。

今現在でおそらく、左はかろうじてつながっている状態(だから足の骨が変に動くらしい)
右も左ほどではないが、部分的に切れている状態のようです。

このまま無理をさせると、最悪半月板損傷という事態もありえるそうです。
(これはものすご~く痛いらしい・・・)

大型犬の場合、手術をした方がいいらしいのですが、体重が15kg以内の子であれば、
手術をしなくとも、このまましばらく安静にしていれば、
痛みはとれてくるだろうとのことでした。

ちなみに手術ってどうやるのか聞いてみたところ、説明していただいたのが右上の図です。

膝下の骨に穴をあけて、膝上の後ろについている骨とを、
切れない紐みたいなもの(忘れた(汗)でつないで、
肉がもりあがって固定するのを待つそうです(これは大変・・・)

まずは1週間痛み止めを飲んで、1ヶ月間はなるべく安静にして過ごすようにとのことでした。
散歩は、1回の時間を少なくすれば大丈夫とのことで・・・
大好きなボール遊びは、しばらくは厳禁だそうです(涙

おりしもはなさんと同じ1ヶ月間、ふたりして安静にすることになってしまいました。

じゃあ、かい君は?と思ってガニ股の変に長い足を見せたところ、
この子は大丈夫!と言われたので、
ボールやフリスビーで遊べるのは、かい君だけになってしまいましたよ。
まあ、フリスビーはかい君はできないけれどね・・・


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ちょっと不器用なところがあるとは思っていたちょびぃ君。原因はこれだったのね。
今は関節炎に効くサプリとかを調べているのですが(けっこうお高いのね・・・)
食事などでもおすすめがあったら、教えていただけると嬉しいです。

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