その後のちょびぃたん、やはり呼吸が早く、歯茎も白く、
家の中では元気もなくなってきたので、すぐにでも診てもらおうと、
健診の翌々日、以前カコさんに勧められた、設備の整った病院へ。
初めての病院でしたが、今までの血液検査の結果を持っていったこともあり、
最小限の検査で、すぐに今後の治療のための診断が出ました(うーむ、さすがです)
院内の病理検査で若い赤血球が確認できないことから、重度の非再生性貧血、
病気の場所は骨髄にあると思われるので、
赤芽球癆(せきがきゅうろう)か、非再生性免疫介在性貧血のどちらかとの診断でした。
(もし興味のある方がいたら、別の病院のHPだけれどこちらがわかりやすいです)
(なお、自己免疫性溶血性貧血(IMHA)は、再生性貧血にあたるそうです)
病院のHPで、供血犬スタッフがいることは調べていたので、
すぐに病院の供血犬さんとクロスマッチテストに入り、
もし適合しない場合はうちの犬を連れていこうと一旦帰宅。
適合の連絡を受け、そのまま3時間半かけて150mlを輸血していただきました。
輸血前 → 輸血後
赤血球 218 → 283 ヘモグロビン 5.5 → 7.0 PCV 17% → 21%
本当は200mlまで輸血できるらしいのですが、
薬が効かず、また輸血が必要になるまで数値が落ちた場合、
2週間以内なら同じワンコから再輸血できる量が150mlなのだそうです。
(本当はいろいろ言われても、このときは半分も理解できなくて、、、
・・・後で調べてやっと自分なりに理解できたところですが^^;)
ちょびぃたんって病院に来ると元気になるので、
今までも、結果が出るまでそれほど重い貧血には見えなくて(^^;)
このときも最初からわりとスタスタ歩くもんだから、けっこう先生も驚かれていたし、
輸血後はさらに元気になっていました(^^)
免疫抑制剤(ミコフェノール酸)ステロイド(プレドニゾロン)抗生剤(バイトリル)
貧血向け鉄分とビタミンのサプリ(FCVリキッド)を処方され、ここから投薬が始まりました。
体重も普通に食べさせても減る一方だったので、どんどん食べさせてくださいと。