昨日の夕方から雨が降ったりやんだりしている下町地方です。
またまた1日遅れの更新ですが、昨日の10月10日(は体育の日だったのに・・・)
相談役で最長老のじじさんがついに!20歳のお誕生日を迎えることができました!
本当なら夕方からお祝いの準備をするはずだったのですが・・・
じじさんが急に歩けなくなり、立ち上がることもままならず・・・
またまた閉店間際の病院にかけつけました!
結果は(というか、先生見てすぐに)”前庭疾患”と診断されました。
“前庭疾患(ぜんていしっかん)”とは・・・
耳の奥の内耳にある、体の平衡感覚をつかさどる前庭器官が、
何らかの原因で異常をきたすことで、
人間でいうと、船酔いが継続している状態だそうです。
じじさんの場合は、副鼻腔炎からきているようで、
今いただいているお薬は、そういう予防も入っているらしく、
幸い食欲が落ちてはいない、軽めの症状のようなので、
おそらく数日で、普通に歩けるようになるのではとのことでした(ほっ)
残念ながら今は、完全介護の状態なのですが、
じじさん元気にごはん食べる食べる、お水飲む飲む、トイレ行く行くで、
ず~っと人間が後ろから支えてあげているせいか、腰に来る来る・・・
お夜食に大好物のかつおぶしを食べるじじさん。介助役チチ
今思えばじじさんと出会ったのは20年前の冬、
お母さん猫とはぐれたのか、当時住んでいたマンションの前でビービー泣いている、
目やにべったり、鼻水ぐっしゃり、口の中ブツブツの、
このままではやばいでしょっていう子猫でした。
とにかくまずは動物病院に連れていって、先生に診てもらいました。
その時の先生の診断では、
「伝染病の3つのうちの2つ(たぶんカリシウイルス感染症とウイルス性鼻気管炎)に
かかっていますね。ここまでひどいとたぶん助からないのでは・・・」
というものでした。
「食欲があればいいのですが、これほど口の中がひどいと・・・何か食べさせましたか?」
と聞かれたのですが、当然そんな気がまわっていなかったので、
「いいえ」と答えると、先生が猫缶をあけてくれて・・・
じじさんぺろっと食べてしまいました(笑
「この子はおそらく野良の子でしょう。これだけ生命力が強ければ大丈夫かな」
完治してすっかりきれいになった子猫時代のじじさん。ラブリ~
当時住んでいたマンションは動物不可でしたので、犬猫OKの古~い貸家に引っ越しました。
キッチンの鴨居に昇って綱渡りする、去勢後1歳過ぎて太ってきたじじさん。
子育て(?)するじじさん。黒い方がミルクから育てたさんぼさん!
雉子の方はさんぼの兄弟のうりちゃん。
(この子は残念ながらミルクの飲みが悪くて1週間後に天国に旅立ってしまいました・・・)
巨大になったさんぼさんとはず~っと仲良し
ぬいぐるみのフリをする7歳のじじさん(笑
そして現在のじじさん・・・痩せちゃったね。
遅ればせながら、夜から20歳のお祝いの宴が行われました。
人間でいえば百歳くらい!
百賀(ももが)の祝いというのを行うのだそうです。
ではじじさんも尾頭付きで、おめでとう!
チチが作ったお祝い膳です。
左上はサーモン、右上はほたてのお刺し身です。
寿の文字のてんに注目!
この後、みんなで一口ずつ尾頭さまをいただきました。