昨日のパピーのコーギーさんのことを書かなくては！と思いつつ、アップ遅くなってしまいました。
正直どこまで書いていいのか、迷ったところもあります。
悲しい事件もありましたから・・・
でも、事実は事実として、残しておくことにしました。
一昨日の夕方、６時過ぎ頃のことです。
この日も、雨が降ったり止んだりしている１日でした。
夕方になって雨が小降りになる頃に、お散歩にちょっとでも行こうと準備していたところ、
雨の降り具合を見に外に出ていたチチが、すぐ近くの公園から、
犬の声（？）みたいなものが聞こえるというのです。
見に行くとそこには、雨と泥で真っ黒になった仔犬の姿が・・・
「え〜〜〜〜〜！！迷子〜〜〜〜〜？それとも・・・？」
薄暗い中よく見ると、その子は荷造りのひもで簡易の首輪につながれていて、
しかもマズルを、紙テープでグルグル巻きにされていたのです！
「こんな状態で・・・よく声を出すことができたね・・・」
おそらく必死の思いだったのでしょうか。
しかし、その荷造りヒモは・・・同じものがもう１本あったのです！
それはとてもゆるゆるの状態であったため、首輪だけ残され、
そこにいたはずのもう１頭のワンコさんの姿はどこにも見えず・・・
チチだけ付近を探してくることにして、ハハは保護した仔犬をうちに連れて帰り、
真っ黒になった泥を洗い流すことにしました。
現れたのは、まだちっちゃい、コーギーの女の子でした。
洗った身体をタオルで拭いているあいだに、チチが戻ってきました。
ちょっと落ち込んだチチの顔を見て、
「見つかった？」と聞くのもはばかれる感じだったのですが・・・
もう１頭のワンコさんは、近くの駐車場で轢かれて亡くなっていて、
すでに近所の方が、亡骸をくるもうとしていたそうです。
そして、その人から聞いた話が、また驚くべきものでした。
捨てた人間はわかっている、おそらくすぐ近くのアパートのおじいさんだ。
そのおじいさんは一人暮らしで、淋しさから、お金が貯まると犬を買ってくる。
でも古いアパートのためか、当然鳴く仔犬に近所からうるさいと苦情がくる。
そして大げんか、あげくに捨てる、という事を２〜３年前にもやっていて、
おそらくその前にもあったらしい、ということなのです。
もう１頭は、柴の仔犬だったようです。
その亡くなった子を、ゴミのように捨てられたら嫌だと思い、うちで荼毘に付す話をしたのですが、
その方も犬飼いで、そんなひどい事はしない！と
（ちょっと乱暴な口調だったそうですが・・・）
でも、そう言われると引き下がるしかなく・・・帰ってきたのでした。
コーギーの女の子は、間一髪生き残れた気がしました。
ふと、この子についていた、簡易の首輪（というかヒモ？）にも紙テープが巻かれていたのに気がつき、
名前でも書いてあるのかもと思い、ゆっくりとはがしてみたところ・・・
そこには２枚のちぎったワクチンの証明書が入っていて、手書きの日付が書いてあったのです。
一応ワクチンは受けていたのかと、思う気持ちもありましたが、
では生まれた日は？登録はしているのか？
コーギーの女の子はというと、おびえて声も出ない様子でした。
兄弟が順番に使ってきたサークルを用意する間、うちの乱暴者たちから離すため、
洗面所に入れていたのですが、一度ものすご〜い狭い洗濯機の間に入ってしまい、
出てもらうのに一苦労したりしました。
これはいかん！と準備できるまで、クレートに入れたところが、昨日の記事の写真です（汗
その後サークルに移したものの、その日は一晩中ほとんど眠ることができない様子で、
人の姿や物音におびえては、すぐ隠れようとしていました。
翌日にはすこ〜し慣れてきたのか、顔を見て逃げようとはするものの、
隠れることまではしなくなってきました。
とはいえ朝からまた動かそうとすると元の木阿弥？と思い、
夕方までのんびりさせてから、うんちを持って（笑）病院に連れていきました。
ごはんはしっかり食べてくれたので、がっちりいいうんちをしてくれたのですよね^^
先生に診てもらったところ、ワクチンの証明書は信用していいでしょう。
おそらく生後４ヶ月くらいでしょう。ただかなり痩せているね・・・とのことでした。
でもお腹に虫はいなかったので、一安心しました^^
とはいえちょっと心配だったので、ワクチンをもう一度打ってもらい、
後はフィラリアとおチビ用フロントラインを１回分いただいて。
待っている間に先生に事情を話すと、ハハ以上に熱くなって怒りながらも、
警察に届けた方がいいと、アドバイスされてしまいました。
実際ご近所みたいだから、どうしようかと迷っていたのですが・・・
家に戻るとすぐ（実は）その日１日出張していたチチが帰ってきて、
「今、昨日のあの駐車場のところに警察が来ている！」と言うのです。
あの柴の子を見つけた人が、通報したのでしょうか。
「とりあえず事情を聞いてくる」
やはりあの子のことでした。
捨てた人もわかり、本人も認めているとのことです。
うちにもう１頭保護している話をしたところ、警察の人もちょっと困った顔で、
拾得物扱いになってしまうようなことを言われたらしく、
うちで預かりますから、と言ってきたそうです。
そのおまわりさんも、初めて扱う「動物愛護法」の事件だそうで、
どう対処していいか、困っているようでした。
結局なんらかの罰則がいくと思うが、という感じだったようです。
今日になって、さすが仔犬、すっかり慣れてきたコーギーの女の子です^^
ハハはこのまま預かって、里親さんを探そうかと思っているのですが、
柴の子が轢かれてしまった現場を見たチチは、
あの子が託した命みたいな気持ちがあるようです。
ということで、１ヶ月はこのまま様子をみることにしました。
なんにしても名前は必要よね。
で、コーギーの女の子はもこちゃんと名付けました。
なにゆえに？というと、
うちの子にもしなったら・・・
『はなもこらちょびぃっとかい』にしようかな♪
あっ！いたって真面目に考えたことですよ（笑
さあ、元気になったもこちゃん、良かったら見ていってください♪
今はもっと元気になっています（笑
うちのトリオとも少しずつ仲良くなれば・・・と思っていたら、
自称アイドルのかい君とは、すっかり張り合うくらいに！
そうそう、今日までお届ものがいろいろ届いて、どうもありがとうございます〜♪
もこかいコンビと共に、明日またアップしますので！
←さすがの君たちも子供にはかなわない？
柴の仔犬ちゃんが、虹の橋でみんなと楽しく遊んでいるといいね。
母さんは〜夜なべ〜をして〜、バンダァ〜〜〜ナ縫っただよ〜〜〜ぉ
