日ごとに元気になっていく毱ちゃんですが
12月26日の引取り時は、下腹部に大きな乳腺腫瘍を抱えているとのことでした。
1月6日に左側の乳腺腫瘍と口腔内歯肉の腫瘍(5個)の摘出
合わせて避妊手術をしていただきました。
乳腺腫瘍は大きい腫瘍が1個、小さいものが2個あったそうで
左乳腺ごとの摘出になったそうです。
さらに、右側の乳腺腫瘍が中1個と小4個あるとのことで、
こちらも乳腺ごとの摘出になる可能性が高く、改めての手術となるため
当初、2月18日の予定でお願いしていました。
大きな手術跡があるためずっとカラーをしていますが
それほど気にすることもなく、毎日可愛い笑顔の毱ちゃん♪
痛々しかった手術跡もだいぶ綺麗になってきました。
現在体重 12.32kg(引取り時)→ 11.75kg まで落ち
ふくよかだったお腹もほんのちょっぴりスリムに(^^
が・・・その後、代表より
協力病院から連絡があり
摘出した乳腺腫瘍病変6個と歯肉の病変5個の病理検査の結果が出ました・・・と
右側の乳腺腫瘍は全部摘出できましたが鼠径リンパ節に転移がみとめられました。
乳腺癌の転移所見です。
つまり悪性で転移が始まっているとのことでした。
転移している以上は抗がん剤治療を迅速に始めた方がいいとのことです。
肺や肝腎にはまだ転移していないのでなるべく早くの抗がん剤治療をとのことでした。
左側の乳腺腫瘍をなるべく早くで摘出、そして抗がん剤治療。
時間に猶予がありません。
6日に1回目の手術だったので、2週間後の20日過ぎにはもう手術をしないと。
その後、数日漿液管理での入院。そして抗がん剤治療へと進みます。
1回目朝預けで1日かけてゆっくり点滴で抗がん剤投与。
投与後1週間で白血球数値の血液検査。ここまでが1回目。
2回目は1回目から数えて3週間後。内容は1回目と同じ。
3回目も2回目同様で1クールです。
そこから数ヶ月転移がないかで2クール目を検討。
その間に免疫アップのサプリ、COX2阻害薬と同時に使って行きます。
抗がん剤は副反応も多く、COX2を使いながら
副反応である消化管傷害を緩和して免疫力をあげるものだそうです。
毱ちゃん、次の手術を 21日にお願いすることになりました。
今はとても元気で愛らしい毱ちゃんなので
預かりとして、まだ実感がわかないというのが正直なところです。
代表より
まだ10歳にも満たないであろう毱ちゃん。
このまま何もしなければ肺転移等になり、亡くなることになります。
ようやく痛い腫瘍とおさらばして、これから楽しい生活が待っているのにと残念な気持ちです。
乳腺腫瘍は悪性度が高くても取って終わりのパターンが多く、転移もなく過ごしている子もいます。
鼠径リンパ節に転移は気の毒でしかありません。
せっかくに我々の元にやってきた子です。
出来る限りのことはしてあげたいと病院にも伝えました。
ありがとうございます!
毱ちゃん、今後素敵な家族に迎えてもらうことは難しいかもしれません が
応援団の皆さま ARChっ子の一員として、これからも応援してくださると嬉しいです。